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執筆者の写真Chika Utsunomiya

初釜

17日、そして19日初釜、これからお茶のお稽古がはじまります。

昨年からのコロナ禍で、感染予防対策にもかなり神経を使い、それでも

続けたいと思って参加される人たちとお稽古を続けてきました。


おのれを磨く日々のけいこ 堀内宗心著


町屋塾をオープンしてまもなくの頃、雑誌サライの一月号の中で

堀内宗匠の「龍吟」という書に出会いました。来る辰年に龍のような勢い

に乗ってと願っての伸びやかな書を書いておられ、まさにひとめぼれ!

そしてその方が、今学んでいるお茶、表千家の重鎮だと知ったのは

そのあとのことでした。


そこから私のお茶に向かう気持ちが強まったともいえます。


今、指導していただいている吉村先生から宗匠の

「おのれを磨く日々のけいこ」の本を紹介していただきました。


茶は菩薩道なり


日々のけいこ、お茶も舞も日々のけいこの積み重ねで

おのれを磨いていくのですね。


少しずつ、少しずつ


本の中に

埋めても埋めてもなくなる井戸の中に、また雪を運んで埋める

一点前、一点前、後には何も残らずに一点前 (茶)


ひと動き、ひと動き、後には何も残らずに ひと動き (舞)


こんなことをして何になるんだろう?と感じるものの中に大切なものがある・・・




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