音と動きの即興ワークショップ
動きの基本を理解することでより動きやすくなる。
音創りを理解することで、動きがより深くなる。
音と動きの両方を理解することで、ワンランク上の表現力を。。。
ダンサーでなくても、自由に動きたい人、音と動きのつながり、即興に興味のある方、
動きで表現するアートに興味のある方はぜひご参加ください。
自分の動きの傾向を知ることは、自分自身を知ることにもなります。
旅の途中に・・・というよりは、このために金沢へGO!
即興で動く、即興で奏でる
大地に根を生やし、太陽に向かって枝を伸ばす一本の樹をイメージして立つ。
待ち望んだ春、おひさまがまぶしく、風が少し冷たくて樹の中を根から吸い上げた
水がどんどんとからだの隅々にまで行き渡る。
自由に動いていい・・・とはいえどうしたらいいんだろう?
イメージする力、それをからだに落とし込む力・・・
内面と外面を一致させるって?
少し動きを分析してみる。
動きの3要素・・・時間、空間、力
思いのほかたくさんの動きが生まれてくる
からだは、はてしなく自由なんだ。
音のワークでは、のぶさんの音についての細やかな説明、踊りとの
関連性なども聞き、ベースの音に合わせ自分なりの呼吸、自分から
出てくる音を奏でてみる。
最後はのぶさんの音との即興コラボ。
この場をともにすごすものたち(踊り手も、奏で手も観るものも)が即興で創り上げる時空。
これもまた和の時空。
ワーク①
動きの3要素、時間、空間、力についラバンの運動分析をもとに、即興で動きます。
自分が動くというより、勝手に動く細胞たちを静かに俯瞰している感じ?
そして、音を聴くとき、ダンサーは何をとらえどう反応するのか?
ワーク②
体の中にあり、体の外にもあるエレメント・・・火、水、風、土と、動きの関連性を一つずつ確かめながら動きをふくらませていきます。
同じテーマでのぶさんの奏でる音とそれぞれがどう絡み合うか、チャレンジ!
【4月の感想より】
今日はありがとうございました
振り返って考えると、物凄く贅沢な時間を過ごせたと思います。感謝の気持ちでいっぱいです
お二人から様々な事を分かりやすく教えて頂いたのに、体現する事はとても難しくて、やみくもに動いていたように思います
でも、ちかさんの指導のおかげで、大地や宇宙、自然の力を感じて助けられて、やみくもながらも動けたと感じています。
正直、のぶさんの奏でる不思議な癒しの音色で踊るのは、心地良かったです。すみません
一人で踊るのは恥ずかしかったけど、いっちゃんさんの踊りを見られたので良かったです
私ももっと表現したい事、伝えたい事を芯に据えて、踊れるようになりたいと思いました。Iさん
音を奏でるヒント
「身体表現」における「音表現」では、「楽器が出来るか出来ないか」「譜面が読めるか読めないか」。。。ということよりも、楽器や個体の持つ「音色の違い」や「音と音の『間』」が大事になります。 色んな音を試しながら、心に描く風景を表現してみましょう。 放たれた音をどう解釈するかは、身体表現のヒントにも繋がっていきます。
からだを動かすヒント
自由に動こうと言われてもなかなか自由には動けないもの。段階をおってひとつずつ学んでいくことで
いつのまにかあまり抵抗なく動けるようになります。
そしていつのより、まわりの木々や動物の動き、人の動きに敏感になっていきます。
音と動きのコラボレーション
発表
ナビゲーター
山田のぶ
プロフィール
演奏家・クリエーター。 ダンスや朗読、映像、舞台音楽等で即興演奏を行う。 打楽器、弦楽器、和楽器、電子楽器・・・様々な音を駆使して シンプルだが心に残る音創りで定評。 自らの映像と音楽とでもパフォーマンスを行う他、 邦楽、洋楽のジャンルを問わず、演奏のサポートも行うなど 活動は多岐にわたる。
Chika Utsunomiya(宇都宮千佳)
プロフィール
舞踊手、和の時空 町屋塾代表、女川に菜の花油の灯をともす会共同代表。 宇多須神社や浅野川で万物に感謝する祈りの舞を舞う。また近年は、故大和温氏の人形との二人三脚の人形舞を踊る。 「すべてのいのちとともに舞う」「淡の舞」を心に日々のくらしと舞を重ねる。